レビュアが開発者のソースコードをレビューするために必要な労力や時間(すなわちコードレビューコスト)は,レビュアが実際にレビューを開始してみなければ分からない.そこで本研究では,ソースコードの差分情報から計測・測定できる値を元に,コードレビューコストを見積る手法を提案する.
差分情報に関連する箇所から,様々なソースコードメトリクスを計測し,それらに対して被験者実験の結果を考慮した重み付けを行うことにより,コードレビューコスト見積りモデルを構築する.本研究では主に以下のソースコードメトリクスを利用する.
研究の応用例
例えば,ソースコードレビューシステム Rietveld* にレビューコスト自動見積り機能を実装すると以下のようになる. これにより,レビュー指摘の難解度を一目で確認することが可能となり,以下の様な様々な目的に利用することができると考えている.
Rietveldとは,Google社で利用されているソースコードレビューシステム「Mondrian」のオープンソース版である.ソースコードのリポジトリを指定して変更パッチを投稿すると,変更前後のソースコードの差分をブラウザ上で表示してくれる.(rietveld - Google Code,Recent Issues - Code Review)
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