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協調フィルタリングに基づくプロジェクトコスト超過予測

研究の背景と目的

ソフトウェア開発を主な業務とする企業にとって,開発プロジェクトのコスト超過は重大な問題であり, 超過の防止には,プロジェクトの早い段階で正確な予測を行うことが重要となる. コスト超過の予測には,一般に,コストに影響する複数の項目(リスク項目)の評価値が根拠として用いられる. リスク項目はプロジェクト実施中に評価が行われ定量化されるが,評価値が未記録になった値(欠損値)が含まれる場合が多い. 予測対象データに含まれる欠損値は,予測の正確さ(精度)が低下する原因となる. そこで本論文では欠損値による予測精度への影響が少ないことが知られている協調フィルタリングを用いて, プロジェクトのコスト超過の有無を判別する.46件のプロジェクトデータを用いた評価実験の結果,従来手法である線形判別分析と比較して, 提案手法による予測の有効性を確認できた.






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